【書評】『「売る」から、「売れる」へ。 水野学のブランディングデザイン講義』 誠文堂新光社
会社社長や個人事業主はぜひとも読むべき!
慶応大学でおこなわれた講義をもとにして再編成した本。
デザイン=企業の舵取り。方向性を決めること。
お客様の目にはふれない、輸送用のダンボール箱などの細部にまで、企業デザインを統一することの重要性を説いている。
企業のデザインを統一することによって、企業の「キャラが立つ」。
すると、消費者と企業が「人格同士」としてコミュニケーションをとることが可能になる。
その結果、企業を好きになったり、企業が憧れの対象になったり。
お客様は企業と、知らずに「人間関係を築」いている状態になる。
企業が人になる
企業をアニミズムする=人格を呼び起こす。
漠然とした概念でしかない「企業」を、具体的な世界に出現させる。
まるで魔法陣の解説の書。
個人的に……弊社社長にはげしくおすすめしたい!!